サブタイトルは、「あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」
最近、この手のタイトルに興味を惹かれる あすなろ です。
・・・早速、読んでみました。
Ⅰ章 経済的独立を果たすということー貯蓄率(基礎編)
Ⅱ章 幸福な人生とは?-満足率
Ⅲ章 アーリーリタイアのための資産運用-リスク・リターン率
Ⅳ章 支出・収入の管理術-貯蓄率(実践編)
Ⅴ章 アーリーリタイアしました!-幸せの確立
日本語版の「FIRE最強の早期リタイア術」といった感じです。
2017年の出版ですから、先見の明がすごいですね。
著者の内山さんは、新潟県の方らしい・・・
日本にお住まいですので、感覚的にはこちらの方が理解しやすいです♪
Ⅰ章は、資産と貯蓄率、リタイア可能年齢の計算について。
Ⅱ章は、仏教や心理学、生物学の観点からの幸福について。
アーリーリタイアで得られるものは素晴らしいものですが、そこまでの道のりは決して余分な労力でも、ロスタイムでもありません。あなたの一度きりの人生の、大切な一部分です。過剰な欲望から解放されることにより気分が軽くなっていく感覚や、少しずつ資産が増えていく喜びを、しっかりと実感しながら楽しんでください。
今まではストレスだった残業続きの日々だって、アーリーリタイアの計画さえ立てれば、逆に楽しむことができるかもしれません。だって、忙しく仕事に追われるなどというスリリングな経験は、リタイア後は二度と味わうことができないのですから!
Ⅲ章は、具体的な資産運用について。
Ⅳ章は、貯蓄率を上げる実践編。クレジットカードや保険などについて。
Ⅴ章で、アーリーリタイアについて、ご自身のお考えで締めくくられています。
インデックスファンドで資産を運用をすることは、
「FIRE最強の早期リタイア術」と同じ内容となっています。
違いは、こちらは想定運用利回りを、年5%としている点、
加えて、日本での運用ですので、為替の影響などにも触れたうえで、
日本株の比率は、10~50%(著者は20~35%)として、
経済の状況に応じて、タイミング売買をおこなっています。
幸福学や心理学、伝統仏教などを学ばれて、色々と考えた末に、
アーリーリタイアのを決意されたそうです。
様々な思いや、お考えが伝わってくる一冊でした。
最後に、あすなろ に響いた文章のご紹介。
アメリカ人の友人が教えてくれた言葉があります。
YOLO(ヨロ)。
これは You Only Live Once(人生はたった一度きり)の頭文字をとった合言葉で、アメリカでよく使われるのだそうです。何かを成し遂げるのに勇気が足りないとき、正しい選択だと頭ではわかっているのに、不安で足がすくんでしまうとき、私は頭の中で、「YOLO」とつぶやきます。
・・・ヨロシク! では、ないらしい (*^_^*)