とても話題になっていますので、手に取ってみました。
第1章 お金のためなら血も流す
第2章 桃のシロップ、段ボール箱、コーラの箱
第3章 (まだ)自らの情熱に従うな
第4章 あなたは私のものだ
第5章 誰も助けにきてはくれない
第6章 ドーパミンについてわかったこと
第7章 マイホームは投資ではない
第8章 本物の銀行強盗
第9章 株式市場の暴落をいかに乗り切るか
第10章 私を救ってくれた魔法の数字
第11章 現金クッションと利回りシールド
第12章 お金を浮かすために旅行する
第13章 バケツ・アンド・バックアップ
第14章 インフレ、保険も恐るるに足らず
第15章 子供はどうする?
第16章 早期リタイアの負の側面
第17章 自由になるのに100万ドルは必要ない
第18章 我が道を行け
31歳でミリオネアになり、35歳の早期退職者として世界中を旅しているお話です。
私と同じエンジニア(?)で、論理的な展開に納得^^
4%ルールやPOTスコアは、いまとなっては有名ですが、改めて
・・・よくできてます。
展開が広く、流れが速いので以下はポイントの紹介です。
第1~2章は、お金に困っていた生活で欠乏マインドが芽生えたこと
第3章は、キャリア(仕事)と費用の考え方
POTスコア=給与の中央値と最低賃金の差額/学位にかかった総費用
第4章は、ローンの危険性
第5章は、自分で窮地を脱する方法を学ぶことの大切さ
自分は特別だと信じ、やるべきことはたった1つの情熱を見つけてそれを完璧な仕事に昇華させることだと考える。それこそがまさに災厄の種なのです。世界はあなたに借りなどありません。
需要のあるスキルを磨くことによって、あなたは「特別」になれるのです。
・・・なるほど
第6章は、お金の使い方、支出について
より多くのモノを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱えるということです。逆に、より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験によりお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生に満足するのです。
・・・なるほど、なるほど
第7章は、不動産、住宅について
第8章は、インデックス投資について
第9章は、ポートフォリオのデザイン
下落時に売って、回復期に利益を逃すことこそが、お金を失い続ける唯一のパターンなのです。
そうだよね・・・でもヤリガチ^^
第10章は、「欠乏マインド」、「ためこみマインド」、「フリーダムマインド」、4%ルール、貯蓄率など
・・・ここにできてます4%!
ポートフォリオの4パーセントの資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上維持する可能性が95パーセントだということです!~略~単純に年間の生活費に25をかければいいのです。それで目標とすべきポートフォリオの規模がわかるのです。
第11章は、リスクを解消するための「現金クッションと」「利回りシールド」
リタイヤ後に資金が底をついた5パーセントの人は、ちょうど株価暴落が始まったタイミングでリタイヤした不運な人でした(抜粋は13章から)
・・・そうなんだ・・・
第12章は、世界旅行の費用がカナダで暮らす生活費と変わらなかったこと
・・・びっくり!
第13章は、資産をポートフォリオ・今年の支出・現金クッションの3つにわけること
下落相場でのバックアッププランについて
バックアッププラン1:利回りシールドの利用
バックアッププラン2:現金クッションの利用
バックアッププラン3:地理的アービトラージを使って生活費を抑える
バックアッププラン4:サイドハッスルを始める
バックアッププラン5:一時的にパートタイムの仕事に復帰する
第15章は、保険、子供、負の側面
第16章は、負の側面
1.お金が底をつく
2.コミュニティの喪失
3.アイデンティティの喪失
第17章は、「サイドFIRE」、「パーシャルFI」、「地理的アービトラージ」など
第18章は、ハスラーや投資家などの説明で、自分に合ったやり方の推奨と結びの言葉で終わっています。
読んでみて、話題になる理由がよくわかるような斬新な内容でした。
私のレベルを超えて少し理解が浅いところがあったので、
もう少し勉強しながら、読み返してみたいと思います。